はみだしもの雑記〈やわらぎ 〉

迷惑かけたらごめんなさい。

2018-01-01から1年間の記事一覧

会津の〈おもい〉

今年の大河「せごどん」は時々見ていたけど、実在の人物を扱うならもう少し史実を考慮した方がいい。最近の大河は特に史実の歪曲が酷いと言うか、歪曲のさせ方が酷い。ほとんどファンタジーだ。 最終回を見た後、本箱から石光真人編著「ある明治人の記録」中…

グチった!

コンビニの野菜が工場生産なのは知られていると思うけど、セブンが自社工場を作ったと言う記事がでていた。コメント欄は七割がコストパフォーマンスの面で仕方ないと言う方向を向いているのには、今更絶望感もクソもないけれど、ほんとに偽物だらけの社会に…

◯識の曼荼羅◯性の曼荼羅・・前編

人間は集注構造であるというのが整体の身体観の骨子でもあるのだけど、何を「集注」と言うか、自分が何に集注し、何処に集注があるのか?それを知るための手順パターンをいくつも見つけていかないとわかってこない。 僕達?は「勉強に集中しなさい!」「集中…

最後のダライ・ラマ

この三日間ダライ・ラマの灌頂があって久しぶりに参加してみました。 びっくりしたのは日本人の少なさ。韓国、台湾、中国、ロシア、チベット、モンゴル、各アジア圏から集まっていて、5000席がsold out。 一日目、密教の「空」の論証。二日目灌頂、三日目科…

昨日の日常

クライマックスシリーズが劇的すぎる。 シーズン中は近所に野球中継を流してる蕎麦屋があって、昨日はそこでカキフライ定食を食いながら、試合終了を見届けた。 勿論、他に客はいない。 店主は巨人ファンだから、声を押し殺し歓喜 「あ、打った!あらいーー…

身体の空間変化・・ひきこもり自由研究

身体運動はいかにして働いているのか? 例えばその人が一曲の中でいろいろと運動を変化させて行くのは結構難しい。例えば楽器を構える前に、ある腰に触れるとバッジーニは弾けるけどクライスラーは弾けないとか、別の処ではシベリウスは弾けるけどパガニーニ…

逝きし世の音・・

下北半島の恐山を初めて訪ねたのは、もう25年も前になるだろうか。 無計画に車で東京を出て、気が向くままに海伝いに北上し、到着したのは三日目の深夜の1時をまわっていた。 霊場に入るのに塀があることを想定していなかったので、しばらく駐車場をうろうろ…

正しさ?

昨日ミュンヘンに留学しているY君に、重心についてここに書くと約束してしまったので、それについて少し触れておく。 Y君が言うには、整体の本を読むと「体癖」によって重心が違う。ヴァイオリンを弾くには踵の前の外側が良いのではないか?と考えたらしい。…

志賀直哉邸

先月仕事で京都に行ったついで(日帰り強行軍)に、春日大社へ寄り道したら、志賀直哉邸ってすぐ側にあったんですね。 なんでもご本人の設計だとか、豪華ですね。 戦後GIに接収されてだいぶん破損していたのを修理したみたいです。 狭い小さな部屋で1日を過…

控え目な宣伝

ちょっとお知らせ。 と言うか宣伝。 (ここで宣伝するのは逆効果じゃないか??って話しもあるけど) この度、須関 裕子女史がソロCDをリリースし、日経電子版にインタビュー記事が載りました。 http://www.nikkei.com/video/5793307982001/ つきましては、…

身体の基本

毎月一度だけ、太極拳と称して極々少人数で教室をやっています。 実際は太極拳の套路をやるところまではなかなか時間内に辿りつきません。 どんな身体で套路をやればいいのかと考えているところもあるし、太極拳と言っても流派はいろいろで、各個人の身体に…

「意」の身体に「抜けちょること」(方言バージョン)

前回は、またつまらん事をダラダラ書いてしもーたんじゃが、「文字」言うもんは、新宿に住んじょった時に、符の書き方を教えてもろーてから、ぼんやり考えちょったんじゃ。 こん前、うちに来ちょる子の鉛筆の持ち方見て、ほんま、ちょっと驚いたんじゃ。 ほ…

フェミニズムと芸達者

社会における性の問題はとても難しい。 女性差別?(資本主義の問題)に関しての話題に犯罪行為は別にして、行き過ぎた社会的自意識は過剰な反応をおこす。 こういう複雑な問題についてこんなところに書くのはアホだけど、そう言うシーンに出くわして怒りの…

運動法・・その四(太極拳教室から)

新年早々の教室。 今日は寒い中、お休みが多かったので少し難しい基本功(運動)をお題としました。 まず、踵の運動を指先まで伝える基本功で、手は縦に円を描くけど見た目は立体になる運動です。 身体運動にはいくつものセオリーがあります。 そのセオリー…

運動考・・その弐と参の間(願望問題)追記

「場」を作る 例えば僕が会うインドの人達は精神性に偏っているけど、今や一般的なインド人像は優秀なエンジニアやビジネスマンだろう。彼等は極端に精神性と物質科学に思考が分かれている。 文化の違いということはあるのだろうけれど、どちらにしても上丹…

運動考・・参(無知のメモ)

僕が自分の身体にこだわる理由は、産まれてすぐ鼻で呼吸をする事が出来なくて以来20年病院でのウンザリする治療に付き合わされ、薬の副作用に悩まされてきたからかもしれません。 結局親元を離れると同時に病院から解放されて、16の時に独学で始めた立禅を本…

運動考・・弐と参の間の弐

自然の領域や不可知な領域に意識が踏み込むことと、身体を意識が支配することは逆に意識外の領域からの反動を強める事になる。 身体に埋蔵されている世界との接点を掘り起こす作業を身体を対象にして練り上げて行かないと、必ずインスタントな方法で刹那の感…

運動考・・その弐

野口整体の世界は、身体現象を徹底して炙り出そうとしますが、その実際は身体の一つ一つのキーワードが、経験を重ねるとまた、違う角度からまるで別の姿を持っていた事に気づかされる連続です。それも何年もかかるタイムスパンで一つとか… その点は一般社会…